インプラント治療

近年、歯科技術の発展によりインプラント治療が一般に浸透してきました。 歯は失うと二度と戻らず、機能性の損失から日常生活に大きな影響を与えます。インプラントは人工的に歯の機能を復帰させ、日常生活に噛む喜び・味わえる喜びを再び感じていただけます。

インプラントはこのような処置方法です
インプラントはこのような処置方法です

第2の永久歯とも呼ばれるインプラント治療は、歯を失った箇所の歯槽骨(歯を支えている骨)内にインプラント(人工歯根)を埋め込みます。これに人工歯を取り付けることで、失った歯の機能を回復させる治療法です。
近年、インプラント技術の発達が急速に進んだ結果、表面は骨と結合するまで進化しました。

インプラント治療の流れ

  • カウンセリング

    インプラント治療へのご不安や疑問などお気軽に相談ください。 お口の中のお悩みのほか、インプラント治療全体や治療のメリット・デメリットを含めて丁寧に説明いたします。

  • 事前診査・治療計画の立案

    現在のお口の中の状態を歯周病の検査や噛み合わせの状態など総合的に調べます。もっとも重要なのはあごの骨の状態を精密に検査する事です。そのためにCTを撮影して、あごの骨の形態や骨密度などを精査します。そして専用ソフトを用いて、手術のシミュレーションを行い、安全性を確認します。処置のスケジュールや費用を算出し、治療計画策定後に、ご納得いただいた上で処置を行います。

  • インプラントの埋め込み手術

    インプラントの埋め込み手術

    単純なケースであれば30分くらいで終了します。(埋め込む本数や、手術内容により処置時間は変わります。)手術は患者様の全身状態に配慮し、医療安全および衛生管理を徹底して行います。手術の後は1〜2週間ほどして抜糸を行います。この頃には術後の影響はほとんどありません。

    抜糸まで1~2週間ほど待ちます

  • 待機期間

    抜糸が終わった後は、インプラントが骨と結合して安定するまでの『待機期間』を設けます。この間に必要に応じて仮歯を調整するなどして、生活に支障をきたさないようにします。待機期間は症例や術式・個人差などで異なります。

  • アバットメントの装着

    アバットメント取付

    インプラント体と骨が結合できたら、埋め込んだインプラントにアバットメントと呼ばれるキャップを装着します。装着の際は歯肉の表面を小範囲切開しますが、痛みはごく軽度です。

    待機期間(1~2週間ほど)

    1~2週間ほど、歯茎の形が整うまで待ちます

  • 型取り(人工歯の作製)

    歯肉が整ったら型取りを行います。ケースによっては試適を行い、患者様にあった人工歯を完成させます。

  • 人工歯の装着

    完成

    人工歯が出来上がりましたら、アバットメントに装着します。何度か噛み合わせの調整を行い、トラブルがないことを確認できれば終了となります。

  • メンテナンス

    治療が終わった後も、インプラントを長くご使用いただくために、定期的にメンテナンスを受けていただく必要がございます。

当院はインプラント経験豊富な各専門医が診療します

当院はインプラント経験豊富な各専門医が診療します

インプラント治療は、埋め込む手術だけではなく、安全に手術を行うための画像診断や噛み合わせを再建する工程など複数の専門知識が必要となります。そのためインプラント治療は様々な分野の知識・技術を集約した包括的な治療であります。

当院では各分野の専門医・認定医のチーム医療による総合治療を行なっています。

日本口腔インプラント学会専門医認定証日本口腔外科学会専門医認定証

画像診断医 松原理紗(歯科放射線認定医)
インプラント治療を安全に行うためにレントゲン診断を行います。アゴの骨の状態を精密に審査し神経や血管などの状態を調べ、骨の状態に異常がないかを正確に診断します。

手術担当医 松原正和(口腔外科専門医)
インプラント埋め込みには、手術の卓越した技術が必要となります。場合により骨を増生など複雑な手術を併用するケースもございますので、手術の多くは口腔外科担当医が担当します。

噛み合わせ担当医・インプラント治療顧問 松原秀憲(補綴専門医・指導医/口腔インプラント専門医)
手術後に人工歯を作る工程では、噛み合わせの状態を正確に再現する必要があります。複数のインプラントや義歯(入れ歯)を併用するケースなど難症例では院長が統括して治療を進めます。

当院では様々な難症例に対応します

あごの骨が不足しており、通常の手術が困難な場合では骨を増やす手術(骨増生術)や再生療法を行うことも可能です。

<当院で可能な手術>

  • 上顎洞底挙上手術(サイナスリフト法・ソケットリフト法)
  • GBR法
  • 自家骨移植(ベニアグラフト法)
  • 自己血を用いた再生療法

もございます。

サイナスリフト法

  • サイナスリフト法

    骨が痩せて、インプラントを埋め込むための高さが不足な場合上顎の奥歯に多い

  • サイナスリフト法

    ①上顎洞に側方から穴を開ける
    ②上顎洞粘膜を持ち上げる
    ③空いたスペースに人工骨を入れる

  • サイナスリフト法

    インプラントを埋入する

上あごの奥にインプラントを入れる場合に、あごの骨の厚みが不足している場合があります。その場合上顎洞と呼ばれる副鼻腔が近くなるため、上顎洞内に骨増生を行います。サイナスリフト法では上顎洞に側方から穴を開けて、上顎洞粘膜を持ち上げる事で開いた空洞内に骨増生を行う方法です。

ソケットリフト法

  • ソケットリフト法

    骨が痩せて、インプラントを埋め込むための高さが不足な場合上顎の奥歯に多い

  • ソケットリフト法

    ①インプラントを埋め込む部位から、上顎洞へ穴を開け上顎洞粘膜を持ち上げる
    ②空いたスペースに人工骨を入れる

  • ソケットリフト法

    インプラントを埋入する

ソケットリフト法はインプラントを入れるために形成した穴から上顎洞粘膜を持ち上げ、骨増生を行う方法です。 サイナスリフト法に比べ負担は少ないですが、増生できる範囲は少なくなります。

GBR法

  • GBR法

    骨の幅が不十分で、インプラントの埋入が困難な場合やせ細った下顎の骨に多い。

  • GBR法

    不足している部分に骨を移植する

  • GBR法

    骨が増生され、インプラントを埋入する

歯を失い、あごの骨が無くなったところに、骨組織を再生させる方法です。あごの骨が薄くなりインプラントが入れれない場合に、骨の不足している部分に人工骨を足して増生します。

自家骨移植(ベニアグラフト法)

ベニアグラフト法(自家骨移植)

広範囲に骨が不足している場合には自分の骨(自家骨)を採取し移植する方法が自家骨移植法です。通常、骨が多い下あごの奥からブロック状の骨を採取し、骨の薄い場所へ移植します。

自己血を用いた再生療法

自己血を用いた再生療法

当院では患者様の血液から生成した多機能フィブリンゲルを用いた再生療法を導入しています。血液中に存在する成長因子や血小板を用いることで、組織修復を促進させる効果があります。

(当院では厚生労働省の承認・認可を受けています。承認番号:FC6150066)

インプラント治療は自費診療です

インプラント治療は保険適用外の自費診療にあたります。当院では状況に合わせて適正にお見積りいたします。お見積りを明確にして、ご納得いただきましてから治療にはいります。